top of page

TERRA CREW初PVを撮影!

さぁ今回は我らTERRACREW(テラクルー)のランクル250デモカー

PV撮影の裏側をレポートしちゃいます。

花粉の飛び交う鈴鹿の山林地帯に潜入した我々クルー一行。

あろうことか、メンバー4人中3人が重度の花粉症だったことが判明!

今回の主役である動画クリエイターのレイジさんの出会いと併せて くちゃみと鼻汁と涙の結晶をお届しますっ!


GMG祭出展決定と同時に、PVの撮影が頭をよぎった。


メインクルーの【名もなき】のツテでGMG祭への出展が決まったとき。

ワタクシ青木はふとある考えが浮かんだのです。



名古屋で開催のGMG祭なら、彼に会えるのではないだろうか・・・


GMG祭の開催場所はポートメッセ名古屋。


彼の生息区域は東海地方。


時間さえ調整できれば、イベントの前日か後日に会える。




新進気鋭の映像クリエイター "R-gallery"


彼との馴れ初めから説明しよう。

私が彼を最初に知るきっかけとなったのは、とあるX(Twitter)の投稿だった。

時は2024年の秋。寝室でふとXを閲覧していると、センスあふれるGRスープラの映像作品が目に留まった。


なにこれ。めっちゃセンスいい…


なになにR-galleryだと...レイジさんと言うのか!


会ってみたい!


と、感じるやいなや早速DMを送っていたのである。

早速返事が来て、数日後に電話のアポをとりつけた。



  遺すなら格好よく…という信念。


いよいよその日が来た。

程よい緊張感と楽しみとが入り混じる中、電話をかけた。


電話の先の声は若くも落ち着いた声の好青年。とても丁寧な言葉使いで話しが止まらない。

かくなる自分もクルマの映像作品は大好きで、昔からよくYOUTUBEで海外の作品を見ていたこともあり、気付けば優に1時間が経っていた。


そんな中、いまでも彼の放った言葉で覚えていること。


自分よりうまく撮る人やセンスがある人はたくさんいます。だからそこは日々精進なんです。でもその時、その瞬間をアーカイブしていく事は動画の醍醐味。そこは誰よりも強い信念をもって撮影しています。だから自分は【遺すなら格好よく】を毎回意識していると。


あぁこれが関西の方がよく使う 『惚れてまうやろ~』って感じなんだろうな。

と、知らんけど…


いやもう彼に撮ってもらいたい。

彼にしか撮れない。

既に思いは固まった。


  撮影日はGMG祭の前日に決定。


実は今回のランクル250の撮影の前に、昨年の初冬に弊社のデモカーであるフォレスターを撮ってもらっていた。※撮影の模様はこちらのYOUTUBE動画を見て頂くとして割愛します。 彼は基本的に東海地方を中心に活動しているので、その時はスーパーオートバックスNAGOYA BAYさんの弊社イベントの前日に撮ってもらうことに決定。


そう。何を隠そうこの時にイベントで名古屋に行く際に撮ってもらう大作戦の礎が構築されたのである。


今回の場所も名古屋。このタイミングや!!


このような流れでレイジさんに連絡を取り、スケジュール調整できた後は、

事前に車両の概要や撮って欲しいポイントを写真などで伝え、構成は彼に全てを委ねてわくわくしながらその時を待つだけであった。



  撮影日はGMG祭の前日に決定。


迎えた3/7の撮影当日。前日までGMG祭に向け我々クルーは、肉体的にも精神的にも疲れ切っていた。だが、我々クルーはなんだかんだでなんとかなっちゃう経験をオートサロンで幾度となく経験してきている。だからこれも想定済みの心地よい疲労だ。 今回初めてPV撮影を経験するクルーのリンは、楽しみでしょうがないらしい。


わかるぞ!その気持ち!! 筆おろしとなる彼の興奮を味わえることと、純粋にデモカーのランクル250を撮影してもらう楽しみとを私アオキも享受していた。


レイジさんとの待ち合わせ場所は鈴鹿PA。朝の5時に出発し、無事に合流。他のクルーとレイジさんの自己紹介もそこそこに、撮影場所へ向かうことに。そう我々には、会場への搬入というミッションがあり、さほど時間が無いのであった。

鈴鹿山脈の神々から受ける洗礼。


事前にレイジさんと打ち合わせしたロケーション。やはり記念すべきTERRA CREW250の第一回目の撮影はオフロード感のある山道が良いだろう。そこに異論の余地はない。


レイジさんの車の後に続き、オススメの鈴鹿の山道をどんどん駆け上がるにつれ、クルーの体に様々な異変が起きていく。


始めはドライバーのリンが


「頭が痛い」と言い出す。


ここは鈴鹿山脈。標高だなと思い、スマホで標高を調べると、

我々の慣れ親しんだ高尾山にも満たない標高…


おかしい。 そうか、ここは伊勢国鈴鹿山。古から神話が多く、神々が祀られている神聖な場所。

土足に近いオフロードタイヤで意気揚々と駆け上がる我々を神々が良く思うはずはない。


祈り、称えよ。リン! 伊勢神宮に何度もお参りしてる俺は大丈夫なんだよ!リン! ふと横をみると、涙目で鼻汁が垂れていくリン…

もはや掛ける言葉は見つからぬ。

私も共に祈ろうぞ。


なんとか撮影場所の山中に到着して、クルマを降りると、そこにはリン化したレイジさんの姿が。


え~あなたもですか!!


神々しい杉の巨木に差し込む太陽の光りに

ピカピカ反射する金粉のようなきれいな結晶。

レイジ、リン、コマツ…終了。


  皆で乗り越えた撮影


花粉という神々の贈り物を頂戴しながら、進む撮影。

レイジさんはそんな状況でも、一切の妥協をしない。まさにプロフェッショナル!


感心するのは現場において、シーン撮影に時間を費やし、考えることに時間をさほど割かない点。これは頭の中で編集から完成までをイメージ化できているからだと思う。

或いは予め想像と熟考をしたうえで臨んでいるのかもしれない。 こうして稼いた時間を走行撮影に費やしたり、ロケーション変えに余すことなく振り分けていく。限られた時間の中で、良いシーンを納める。これもクオリティを上げる重要な要素なんだと感じた。


私アオキも少々カメラ好きではあるが、費やした時間の割に同じような画像が並んでしまうことが多いからなおさらである。


出来る人ほど、要領が良い。動画撮影はそれが露骨にわかる現場だ。



こうして完成したテラクルー初のPVがコチラ!

撮影に集中すると、もはや花粉は敵ではなく、例えるならナウシカの腐海の底の砂みたいな存在になったのであろう。意識する者はいなくなった。(ような気がする)


リンが楽しみにしていた走行撮影も無事に終了。彼のあきらかに満足気な表情とは裏腹に、道の休憩所に残されたアオキとコマツは、寒さと空腹に顔をゆがめていたのは言わずもがななだ。(コマツは花粉も)


こうして、TERRA CREWとして初となるPV撮影を終え、無事にGMG祭の会場へ車両の搬入を終えた我々。 後日、Reiji氏がTERRA CREW映像担当クルーとして参加が決定。結束を新たに次のステージをへと駒を進めた我々であった。









コメント


bottom of page